今年はじめてらっきょう漬けに挑戦しました。

洗って薄皮をむき、先端と根っこをとったら漬け汁に浸すだけの簡単な作業でした。出来上がりが待ち遠しく、、漬けて3日過ぎるとらっきょうの色も黄金色になり漬け汁が中まで浸透して食べ頃となり、家族でおいしく頂いています。

さて、このらっきょうはネギ科の野菜で昔から中国では薬用食物として重宝されていました。

らっきょうの栄養面での特徴はいくつかありますが、今回は食物繊維(フルクタン)、独特の辛味とニオイ(アリシン)について説明します。

らっきょうの食物繊維含量はキャベツの約11倍以上あり非常に豊富です。食物繊維には水に溶ける水溶性と溶け難い難溶性があります。らっきょうには水溶性繊維のフルクタンが多く含まれています。

水溶性繊維の特徴は胃や小腸では分解されず大腸までそのまま到達します。そして腸内細菌の餌になります。腸内細菌が酪酸、乳酸を発酵産生します。この刺激で腸の蠕動運動を促進します。また腸内PHを酸性にして悪玉菌の増殖を抑え便通改善されます。水溶性繊維が消化管内ではゲル状のため速やかに排出され、腸内の胆汁酸、糖質をゲル状内に吸着し、便と一緒に排出されます。それがコレステロール値を下げる、血糖の急激な上昇抑制につながります。

アリシンは強い殺菌作用があり、古くはサルモネラ菌、チフス菌、コレラ菌などから守る薬用として使用されていました。また、アリシンは血栓を固まらせない効果があります。

らっきょうの甘酢漬けはスタンダードな調理ですが、らっきょうの良い成分(フルクタン、アリシンなど)が漬け汁に抜けていきます。らっきょうを食べて、漬け汁は別の調理にして召し上がると栄養面ではよいでしょう。