●胃がもたれる●胸やけする●喉に違和感がある●げっぷが出る●耳鳴りがする●声がかすれる●咳が出る●吐血など
上記のような症状の場合、逆流性食道炎の可能性が考えられます。少しでも違和感を感じた際には医療機関を受診しましょう。逆流性食道炎を放置することで、症状を悪化させたり、胃がんや食道がん等への大きな疾患に発展させる可能性もあります。そのため些細な変化も見逃さないことが大事です。
逆流性食道炎とは、胃液が食道に逆流することで食道内部を傷つけ、炎症や潰瘍を起こしてしまう疾患です。胃食道逆流症とも呼ばれます。胃液が逆流することで引き起こされる代表的な症状が胸やけです。逆流性食道炎を放置してしまうと、胃がんや食道がんに発展する可能性もあり注意が必要です。異変を感じたら医療機関の受診をしましょう。
胃液が逆流する原因には次のようなものがあります。
加齢等により、胃液の逆流を防ぐ下部食道括約筋の衰えが原因となり逆流が引き起こされます。
暴飲暴食やアルコール摂取等、胃に大きな負担がかかっている状態が続くことで、過剰に胃酸が分泌され、発症リスクが高まります。
食生活等の生活環境が因子となって誘発されます。心当たりのある方は、ぜひ日頃からご自身の生活を見つめ直すことが重要です。
逆流性食道炎の治療方法は次の通りです。
内服薬により症状を緩和していく方法です。胃液の量を減らしたり、胃酸の分泌量を抑える薬を処方することで、改善を図っていきます。また薬物療法と並行して生活習慣の改善も行いながら治療を進めていくことが一般的です。
生活習慣の乱れを改善することで症状の緩和を図ることができます。人間の健康にとって基礎となる、食事、運動、睡眠をしっかりと行うようにしましょう。また飲酒や喫煙は胃酸の分泌を高める行為になるので、頻度や摂取量を抑えるなどの取り組みが重要です。医師と一緒に改善策を考えていきましょう。
バランスの悪い食事や脂っこいものの取り過ぎなど、胃に大きな負担のかかる食生活を見直し、改善することで症状の緩和が見込めます。逆流性食道炎は、日常生活に大きく影響を受ける疾患です。逆に言えば、日頃の生活を少し意識することにより、症状緩和・予防が可能な疾患とも言えます。改善に向けて、ぜひ一緒に乗り越えていきましょう。医師やスタッフがサポートいたします。
胃カメラ検査により、逆流性食道炎であるかどうかを判断することができます。当院は内視鏡専門医による苦しくない内視鏡検査が可能です。詳しくは下記をご覧下さい。
当院では逆流性食道炎でお困りの方に消化器専門外来を実施しております。逆流性食道炎は放置することで胃がん・食道がんへの発展も考えられますので、早急治療が重要です。どんな些細なことでも構いません。まずは当院を受診しましょう。当院の消化器専門医が適切な治療方法をご提案いたします。お気軽にお問い合わせくださいませ。
こくぶ内科・胃腸科クリニック
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